せっかくの2人での新生活。滞り無く、物事を進めて行きたいものです。しかし、同棲に掛かる費用は思いも寄らぬところで消費しがちです。予め2人で綿密に話し合い、後のトラブルとならないようにしたいものです。
では、同棲に掛かる費用には、具体的にどのようなものがあるのでしょうか?
同棲に掛かる費用で押さえるべき5つのポイント
同棲と決まれば、いち早く2人で住みたいと思うのが自然です。ですが、ちょっと考えてみましょう。何に対してどのくらいの費用が掛かるかご存じですか?
今回は、2人で住むに当たって押さえるべき5つのポイントをご紹介します。
1.諸経費
この場合の諸経費は、「入居前に掛かる全ての費用」を指します。
これに関しては、賃貸業者等からの説明により事前に把握出来ますので問題ありません。しかし、可能であれば同棲を行う事を伝えて、相手と2人で業者と会話する事をお勧めします。それにより、同棲に掛かる費用等大雑把ではありますが、参考意見を貰えるかもしれません。
もっと掘り下げて、いっその事「同棲しますので、費用は諸経費から生活費等、どの程度掛かりますか?」と、ストレートに聞いても良いでしょう。
時々、同棲に対し恥ずかしい気持ちを持つ方も居ますが、そんな事は一切ありません。
2.家賃や光熱費等
家賃の費用に関しては、予め算出されているので良いのですが、光熱費等に関しては「長く部屋に滞在している」側が、多めに費用を負担するのが良いでしょう。
光熱費等くらいなら折半でも、と思われる方は、別の何処かで相手に多く負担してもらう場面を作った方が良いです。
いい格好をしたい気持ちは分かりますが、光熱費等は「毎月」支払うものです。迂闊な決定をしてしまうと、費用がかさみ、同棲そのものが破綻する可能性もあります。
同棲は、時としてクールな判断が求められます。
3.食器や家具等
これに関しては、それぞれが好きなものを「いくつか」持ってこれれば問題は発生しません。ただ、自分の持っているお気に入りを「全て」持ってくるのは、収納の問題で避けておきましょう。
家具等に関しては、食器等の小物に比べて大幅にスペースと取るのでなおさらです。そしてこれらを購入する場合は、ひとつの家具などを折半にするのでなく、ひとつの物は1人で購入して全体的な費用が相手と同等になるようにしましょう。
ひとつの物を折半にすると、別れた際にかなり揉める事になります。
4.食費
これの費用が、同棲においてもっとも目に触れやすく、もっともトラブルになる要素です。
お互いが「奢り奢られ」の精神で居れば問題など起こり得ませんが、そうでない場合は毎月に掛かる費用を、月の初めにでも折半してそこからやりくりするようにしましょう。もしくは、食事を作る側が管理をしておくのも良いでしょう。
この費用は毎日の管理なので本当に大変ですが、同棲における醍醐味のひとつでもあります。これの出来栄えにより、相手が結婚を判断する可能性もあるものなのです。
5.趣味の物
同棲で発生する費用において、最大のトラブルの原因となるものです。
簡単に言えば、今あなたが購入しようとしている物は、「自分の好きなものであって、相手の好きなものじゃない」のです。それにより、相手の理解を得るのが困難だと言えます。
同棲は共同生活です。もし財布を一元化している場合、出来れば「そのような」費用は避けたいと思うのが自然です。
相手にも何かの趣味があればそれを理由に出来るのですが、相手に費用を使う趣味が無い場合は、かなり難しい案件になると思われます。逆も然りです。
いかがでしたか?
住むのが1人であろうが2人であろうが必須となる費用から、各々の嗜好品など自分が予想していない費用から様々です。
2人でしっかりと話し合い、収入と照らし合わせて、適切な出費を心掛けましょう。
まとめ
同棲する時の費用で必須な5つのポイント
- 諸経費
- 家賃や光熱費等
- 食器や家具等
- 食費
- 趣味の物