結婚は人生の節目のひとつであり、おおよそ祝福の中で盛大に祝われるものです。きっと、お互いの愛を貫いた末の決断なのだろうと皆思う事でしょう。
しかし、それはあくまで傍からの視点による解釈であり、新郎新婦2人が実際どのような経緯で結婚に行き着いたのかは分かる由もありません。
もしかすると、妥協に妥協を重ねた末の決断なのかもしれません。そして、そのような結婚はもしあたなが未婚者であれば「明日は我が身」となる可能性もあり、決して人事では無いのです。
もしあなたの結婚がこのような「明日は我が身」となった場合、どのような点に注意すれば良いのでしょうか?
結婚において妥協する時に注意すべき5つのポイント
妥協と言うと聞こえが悪いのですが、自分の理想を100%兼ね備えた人物との結婚を考える方が非現実的であり、大なり小なり妥協をしていると考える方が自然です。
多くは自分の裁量で飲み込めますが、そうでないものもあり一定の注意を払わなければなりません。今回は、それに関する注意すべきポイントを5つご紹介します。
1.見た目について
相手との結婚を考えるまでに仲が発展している場合、最早見た目は無関係とまで言えるカップルも多く居ます。しかし、見た目を気にする、周囲からの目が気になる、美形である方が良いとい思考を持つ方は注意となります。
結婚の多くは、基本自分の好みである、若しくは美形と呼ばれる方と結婚するケースは少ないと言え、この手の思考を持つ方はおおよそ妥協が免れないでしょう。
しかし、「見た目」は第一印象であり、そこを妥協する事は相手の第一印象そのものを否定する事になります。ましてやそれが相手にバレた場合、おそらく致命的な事になりかねません。
2.性格について
性格を妥協するという事は、すなわち「相手のこういう言動が気に入らないけど仕方がないから我慢する」という意味です。
実のところ、この妥協結婚は極めて危険です。何故なら、性格という内面的な要素は成人であるが故に改善が効かない場合が多く、それを長年に渡り我慢していく事は現実的に不可能だと言えるからです。
無理に我慢したところで、いずれ「自分の性格」がそれを良しとせず破綻します。よって、この妥協については厳密にラインを設定しておき、結婚して何処まで我慢出来るかをシミュレーションしておく必要性があります。
3.収入について
これから家庭を築き上げていく結婚をするにあたって、特に重要視される部分になります。ここを妥協するという事は、自分の今後の人生が「自分の理想としていたもの」より、苦労という面が強調されてしまう事となります。
婚活でも重要視される部分で、結婚の条件として最優先で考える方も少なくはありません。収入だけは妥協したくないと考える方も多いのではないでしょうか?
しかし、それを全面に出して結婚相手を探すのも、相手に見抜かれ成立しない恐れがあります。よって、結婚の後にお互いを支え合うという概念を、あなたが持つ必要があります。
4.仕事について
非常に言い方が悪いですが、世間ではあまり認められない職種に就かれている方も居ます。そういう方と結婚を考える場合、さすがに今の職場を辞めて欲しいと言ってしまうのは、その方の人生そのものを否定する事になりかねないので避けておくべきだと言えます。
この辺りの妥協に関しては難しく、基本1か0の許すか許さないかになります。よって、妥協という概念ではなく別の職に就かれている方を探すか、もう一度改めて考えてみて許容、妥協して結婚出来るか否かを判断する方法がベストだと考えられます。
ただひとつ言える事は、仕事に下賎も何も無いのです。
5.親族について
結婚を考えるにあたって、親族を切り捨てて考える事は不可能です。相手が天外孤独であったりしても、その場合は自分の親族が問題となります。
この辺りの妥協については、相手を重々話し合った末に親族と深く関係を持たないか、あなたに配慮した親族との立ち回りを相手に求めなくてはなりません。
もっとも、結婚は二人で行うものですが、それと同時に親族も付いてくるのは前提の事ですので、過度に否定するのは相手自身も傷付くので、表立って中傷めいた発言は控えるようにしましょう。
この場合、「付き合いを」妥協するという考え方にするべきです。
現代は、結婚相談所等の「相手の素性が分からない結婚」が増加傾向にある為、情報がほとんど無いまま漠然とした妥協をして結婚する事となり、その後に後悔するケースが後を絶ちません。
これを避けるには、まずは情報を仕入れ何を妥協するかの線引きを明確にしておく必要があります。
まとめ
結婚において妥協する時に注意すべき5つのポイント
- 見た目について
- 性格について
- 収入について
- 仕事について
- 親族について