恋人同士には二つの結末があります。一つ目は結婚し、生涯を共にする事。
二つ目は「別れ」です。お互い若しくは片方の意見や嗜好、考え方の相違により袂を分かつ事を指します。今現在も、何かしらの事由により別れを決意されている方も多く居る事でしょう。
そしてその事由とは千差万別であり、一概に「これ」というものはありません。しかし世間では一般的と言われる別れの理由というものがあり、多くの恋人同士はそれを別れの事由として選択する事が多い傾向にあるのです。
ではここで言う「一般的な」別れの事由とはどのようなものがあるのでしょうか?
世間における一般的な別れの事由5つの内容
付き合うという事柄にも「好き」「一緒に居たい」という事由があるように、別れという事柄にも特定の事由があるのです。傾向として比較的一般だと言われる事由があり、今後の参考としては如何ですか?
今回は、その一般的と言われる別れの事由、5つについてお伝えします。
1.生理的に受け付けない
「一方的」な別れを告げられる、よくあるパターンのひとつです。相手を生理的に嫌悪する意味となるのですが、それ以外の「自分でもはっきりしない」時にも別れの事由として使われるものとなります。
理由はよく分からない、しかし何となく嫌いになった、一緒に居たくない、ただただ別れたい・・・理不尽ではありますが、気持ちが無くなってしまった以上もはや別れるしかありません。
このケースによる復縁は少なく、多くの「告げられた側」は当面絶望に苛まれる事になります。比較的、女性が男性に告げるケースが多いようです。
2.考え方の相違
相手と考え方が合わなさ「すぎる」場合に、別れの事由として挙げられるものです。
出会ってから付き合うまでの過程では分からなかった多くの相手との相違点・・・趣味の系統が全く合わない、食べ物の好みが大きく違う、遊びに行く場所や好みのイベント等の違いなど、こうなると別れを決意するのにそう時間は掛かりません。
そもそも、元は完全に他人であった同士が付き合うまでに至ったのであり、多くはお互いが歩み寄ったり帳尻を合わせる事によってその「付き合い」が成立するのですが、あまりにお互いの考えが剥離している場合に起こるようです。
3.言動による幻滅
相手の言動等にがっかりしたのを事由とし、別れを決意する意味となります。
そもそも恋人同士というのは、お互い何かしらの「期待」を持っているのですが、それを裏切る言動等を見た、受けた事により別れを決意してしまうのです。
優しいと思っていた相手が、車で運転中歩道を歩いていた老人に罵声を浴びせた・・・これはあくまで例えですが、幻滅するには十分だと言えます。
このように、相手に対する期待値がマイナスになってしまった場合、それは同時に「別れ」となるのです。一方的ではありますが、相手が内に秘める事なのでどうしようもありません。
4.将来性の無さ
将来性は、結婚適齢期に差し掛かる女性にとっては切実な問題です。あまりに行き当たりばったりな性格、この男性と居ても将来が見えないなど、その場合別れを決意される事でしょう。
しかし、男性側も思うところがある時もあります。それは、相手の女性が働く気も無い端から専業主婦希望など・・・今のご時世に逆らうような振る舞いをしてしまえば、女性であっても「将来性」による別れは人事ではありません。
努力する姿勢を見せ、二人で助け合うという精神や思いやりを持たなければ、二人の「その先」はありえないのです。
5.過去によるもの
現在進行形で進む二人において、過去を持ち出す事は基本御法度なのですが、それがしこりとなる事により最終的に別れを決意させる事になります。
これは要するに、過去の行いや昔の恋人が該当するのですが、過去に粗暴な行いあったり著しく貞操観念の低い行為があった事が発覚した場合、この相手と共に歩めるのか、自分の伴侶とするのかなど、現在の付き合いを疑問に思うのです。
一度疑問に思えば、それを払拭するのは困難です。いずれ疑問はしこりとなり、常に相手を疑う、警戒するという行いに繋がります。結果、それが耐えられなくなり別れとなるのです。
根が深いものもあれば、些細な事も含まれています。しかし、どれを別れの事由として思うかは自分や相手の判断によるのです。
「一般的」という事は、すなわち「別れを決断させるに十分」なのであり、今一度自分に当てはまるか再考する必要があります。
まとめ
世間における一般的な別れの事由5つの内容
- 生理的に受け付けない
- 考え方の相違
- 言動による幻滅
- 将来性の無さ
- 過去によるもの