愛を表す名言は世の中にありふれています。その中でも、絶妙な言い回しであったり辛辣に表現したりと、見ている者を面白おかしい気持ちにさせたり、思わずギョッとするようなものも数多く存在するのです。
やはりそこには、その名言を謳った偉人達の愛に対する考え方や、偉人達の個性が滲み出ているのでしょう。
世間で言う、いわゆる皆の心を打つような愛の名言「ではない」、ちょっと一風変わった、面白おかしい、びっくりするような名言・・・一体どのようなものがあるのでしょうか?
「上手い」「厳しい」愛の名言おもしろ10選
胸を打つ、感動する、共感する・・・このような名言は数多く世間に出回っています。しかしそうではない、見る者が思わず笑ったり驚愕するような名言も多くあるのです。
今回は、「そのような」愛の名言を10選を紹介します。
1.アントン・チェーホフ
「男と交際しない女は次第に色褪せる。女と交際しない男は次第に阿呆になる。」
・・・どちらにせよ、恋をしない人間はロクな事にならないという警鐘だと言えます。愛を知らない人間は、やはり「ヒト」として劣るとも受け取れる名言です。
2.アーサー・ゴッドフリー
「結婚するとき、私は女房を食べてしまいたいほど可愛いと思った。今考えると、あのとき食べておけばよかった。」
・・・あくまで「当時」の奥さんが可愛かったという、辛辣な意味が込められている名言です。日が経つにつれ、衰えを隠せない女性への皮肉とも言えます。
3.トーマス・ハーディ
「分別を忘れないような恋は、そもそも恋ではない。」
・・・相手を愛す為には、道理を弁えている場合じゃないのです。愛に対して猪突猛進さを促す名言であり、男性は共感する方が多いと言えるでしょう。
4.藤本義一
「男の顔は履歴書、女の顔は請求書だ。」
・・・これまでの苦労を表す男性の顔に対し、物欲のみを表した女性の顔を請求書扱いするという、女性に対する辛辣な表現となっている名言です。そこに愛があるかどうかは不明です。
5.プラウトウス
「何も香水をつけていない女性が一番いい匂いがする。」
・・・女性には耳が痛い名言です。しかし、男性から言わせれば、香水などは余計な匂いでしかないという意味の名言なのです。愛する女性であればなおさらです。
6.ボルテール
「男がどんな理屈を並べても、女の涙一滴にはかなわない。」
・・・愛する女性であれば、その涙一つで許されるのです。ただ現代では、無罪を主張する男性を涙一つで有罪にする女性と解釈されてしまう世知辛い現状となっていますが・・・
7.ボードレール
「快楽の対象とされていないのは、愛されている女性である。」
・・・男性は基本的に、愛する女性を快楽の対象として見なしません。逆に、その対象にされるのは愛されている訳でなく、遊ばれているだけという意味の名言なのです。
8.サモセット・モーム
「なぜ美人はいつもつまらぬ男と結婚するのだろう。賢い男は美人と結婚しないからだ。」
・・・「美人は性格が悪い」と皮肉にした名言です。いわゆる美人の、その中身を知る男は決して美人を選ばないという意味が込められています。
9.スチーブンソン
「最上の男は独身者の中にいるが、最上の女は既婚者の中にいる。」
・・・簡単な名言です。「いい男は結婚を選ばない」「いい女は誰かのもの」なのです。「最上の男」も、いつか愛する女性が見つかればいいですね。
10.マザー・テレサ
「あなたは、あなたであればいい。」
・・・至上の愛、愛の極みのような名言です。心から愛しなければ、このような発言は表れないでしょう。自分を認めてくれた、愛溢れる気持ちが伝わります。
いかがでしたか?
愛の名言とは形などの決まりはなく、極めて自由奔放なものなのです。偉人達の個性をも現しており、その人となりがある程度理解出来る事でしょう。
そんな特殊な名言に共感出来る方は、その偉人と近い感性があるのかもしれません。
まとめ
「上手い」「厳しい」愛の名言おもしろ10選
- 男と交際しない女は次第に色褪せる。女と交際しない男は次第に阿呆になる。
- 結婚するとき、私は女房を食べてしまいたいほど可愛いと思った。今考えると、あのとき食べておけばよかった。
- 分別を忘れないような恋は、そもそも恋ではない。
- 男の顔は履歴書、女の顔は請求書だ。
- 何も香水をつけていない女性が一番いい匂いがする。
- 男がどんな理屈を並べても、女の涙一滴にはかなわない。
- 快楽の対象とされていないのは、愛されている女性である。
- なぜ美人はいつもつまらぬ男と結婚するのだろう。賢い男は美人と結婚しないからだ。
- 最上の男は独身者の中にいるが、最上の女は既婚者の中にいる。
- あなたは、あなたであればいい。