相手とのデートの後、楽しかった事・その後の予定・お疲れ等の挨拶を、あとからメールで送る事は日常の範囲です。
ですが、その内容で相手との今後の関係に「良くも悪くも」変化をもたらす事になります。
当然「良い」変化を後に期待しますが、そのようにする為にはデート後のメールをどのように考えればいいのでしょうか?
必ず押さえるべきデート後のメール5つの注意点
世間のメールの捉え方は、概ね実際の会話の下位互換という認識ですが、使い方によっては相手の気持ちを揺り動かせる影響力の強いツールです。
相手とのデート後のメールも例外ではなく、ここでは後々変化をもたらす5つの注意点をお伝えします。
1.旬を逃さない
そもそもメールには、「後」でなく「その時」送らなければならない「旬」があります。デート後に別れた際、それこそ10分以内に「今日は楽しかった」「また遊びたい」等の内容が送られて来たら、メールを受けた本人は今日1日楽しかった余韻が残っている為、「また楽しい思いをしたい」という理念の下、あなたにとって良い意味での返信メールが送られてくる事でしょう。
逆に、デート後にメールを送らず放置し、次の日に思い出したかのようにメールを打って送ったところで、既に相手は現実に戻っています。こんな時に前日のデートの事をメールにされても、相手は「ふーん」程度にしか思いません。
後回しにしない「旬」を逃さないメールが、後に良好な関係となる秘訣となるのです。
2.ポジティブは使い分け
「今日は最高の1日だった」「デート楽しかったよ」など、ほとんどの場合、デート後に送るメールはポジティブなものになります。
それが、その1通だけで終えるのであれば何も問題はありませんが、人によってはデート後に何度もメールを送る方も居ます。
しかし、どうでしょう? ポジティブなことしか書いて無い文面にあなたは何を思いますか? 気遣いが過ぎるのも後に引きずります。
忌憚無い意見で良いのです。
人によってはこれらを疑問に感じる方も居るので、この場合「〜〜だったけど」みたいなワンクッションを置きましょう。それにより、そのメールであなたが相手に伝えたい気持ちの信憑性がぐっと上がります。
勿論、最後は「楽しかった」でしっかり持ち上げて下さい。
3.現況の確認はほどほどに
デート後に相手と別れ、相手がその後に無事家路に着いたか気になるのはよく理解出来ます。
しかし後のメールで何度も、「もう家に着いた?」「今何処に居る?」「真っ直ぐ帰ってね」「ちゃんと家まで帰れる?」「帰った後で連絡欲しい」・・・鬱陶しい事この上ありません。そもそもメールの語尾に、「?」等の疑問系を付けるのは、はっきり言って迷惑です。何故なら、そのメールを後で「返信しなければならない」からです。
既にかなり深い間柄なら、相手はそれをいつもの事と解釈し、適当にあしらうなり、後で連絡するのでしょうが、まだそれほど関係が深くない時にこれらをやってしまうと、後にメール返信そのものが苦痛になります。
その手のメールは「ほどほど」にしておかなければなりません。
4.自分の事だけを送らない
その日のデート後、楽しかった事思い出に残った事を、あとからメールで綴るのは悪い事では無いのですが、その作成したメールを今一度確認してみて下さい。
そのメールは、自分の事ばかり書いていませんか? 相手の事に触れていますか? あなたの持論やあなただけの観点など、相手は求めていません。デートは2人で共有する、共有したものなのです。
そのメールに自分の事ばかり書いていては、相手は「私の事を考えていない」という印象に打ちひしがれ後のデートにも影響するでしょう。
メールを送る前に、まず現在が「デート後」である事を思い出せば、自然に相手の事がそこに表記される事になるでしょう。
5.次に繋げる締めくくりを
「その日のデート」は、その1日で終わります。それに対してデート後に、メールでのお礼をして、デートを締めくくるのは相手の事をちゃんと考えた「ベター」な行いだと言えます。ただ、出来る事ならその時に「次」を考えるのも良いのではないでしょうか?
その日がお互い本当に楽しかった1日であるなら、項目1でも記述した「旬」にメールを送り、余韻に浸る相手に「次」を促しつつ、1日のお礼を言う事が、ベターを超えた「ベスト」になるのではないでしょうか?
いかがでしたか?
デート後のメールは、あなたが思う以上にデリケートなものです。ですが、メールを打つのに気負う必要はありません。
あなたが相手に気持ちよく1日を終えて欲しい、後に1日を振り返って楽しいと思ってもらえればいい。そのような気持ちがあれば自然と出来る事なのです。
まとめ
必ず押さえるべきデート後のメール5つの注意点
- 旬を逃さない
- ポジティブは使い分け
- 現況の確認はほどほどに
- 自分の事だけを送らない
- 次に繋げる締めくくりを