相手との付き合いが結婚を前提としている場合、既に付き合っている二人は「結婚前提」であるが為に、夫婦の「少し手前」のような間柄になっています。
ただ、一生の伴侶となる相手だからこそ、夫婦になるからこそ、いくつかの項目をチェックしていかなければなりません。それはどのような項目なのでしょうか?
結婚前提の相手へのチェックすべき5つのポイント
結婚する相手であるからこそ、円滑な婚姻関係が可能か否かのチェックしなければならない部分があります。それは「前提」の付き合いである今だからこそ行うべきなのです。
今回は、そのチェックすべき5つのポイントをご紹介します。
1.価値観は近いか
これは結婚を前提として付き合っていない、普通のカップルでも考慮しなければならない問題です。逆に言えば、結婚前提のカップルにおいては最重要視される部分なのです。
これがかけ離れている場合、日常のいざこざが耐えなくなり、いずれ関係の破綻を招きます。相手が自分の価値観と大きくズレた言動をしないか、普段からチェックし続けるべきでしょう。
ただ、出来れば結婚前提期間でこれを探るのではなく、前提期間以前から気付いておくべき項目である事を付け加えておきます。
2.金銭感覚は問題ないか
お金に対する考え方は、結婚後の生活においてすぐに数字として現れます。
場合によっては、死活問題となってしまうので、日頃のデートでのお金の使い方や、実際相手としたお金に関する話題をよく考慮しましょう。
結婚前提とあれば、その方面への目利きは鋭くなる筈ですし、前提である今だからこそ気にすべき事です。貯金の状況を聞き出すのも、相手の金銭感覚を推し量る有効な手段と言えるでしょう。
当然あなたもフェアという意味で、相手に対してお金に関する考えや貯金などを提示する必要があります。
3.子供に対する考え方
これは極めて重要な要素です。これの発言如何では、場合によっては結婚そのものを考えなければならないからです。
もし、相手が子供嫌いであったり、子供に対して否定的であったらあなたはどう思いますか? 結婚が「前提」となった今だからこそ、相手に直接聞かなければならない事であり聞き出すべき事なのです。
これに関しては、ストレートに聞いても良いでしょう。ただ、計画的に子供を作らないという夫婦を目指しているのであれば、それをしっかり二人で話し、お互いが相違無いように予め決定しておく事が必要となります。
子供の「欲しい」「欲しくない」は、一度揉め始めると大事になります。
4.家族としての責務
相手は、家族としての責務を果たす能力、若しくはその為の努力をしていますか? 家族を養う義務、家族を形成する為の家事や育児、その他必要な事に対して意欲的ですか?
結婚が前提となった今、あぐらをかいていたりしませんか? 勿論、あなたもそうです。相手にどっしり寄りかかる事のないようにしなければなりません。
結婚を前提としているのは、前提であって実際結婚している訳では無いのです。現時点であぐらをかくようでは、この先とてもじゃありませんが共に歩めるとは思えません。
5.将来のビジョン
共に生涯を歩もうと思っている相手・・・しっかりと将来のビジョンが見えている、若しくは考えているのなら良いのですが、結婚自体が「ゴール」と思っている方も一定数居る事は否めません。
その先、具体的に自分はどうしていくのか、それがある程度明確になっていない人間は、実際結婚した後右往左往する事になるでしょう。それは二人で話し合って、現在見えていないのであれば一緒に考えて行きましょう。
前提期間である今こそ、二人の「共通」を改めてここで作り出していくのです。
いかがでしたか?
勿論、相手にだけ求めて自分は何もしないなど言語道断です。あなたが相手をチェックするように、相手もあなたをチェックしているのです。
結婚とは、恋人同士の延長だけでは成り立たない、算段が必要である事をしっかりと肝に銘じましょう。
まとめ
結婚前提の相手へのチェックすべき5つのポイント
- 価値観は近いか
- 金銭感覚は問題ないか
- 子供に対する考え方
- 家族としての責務
- 将来のビジョン