一世一代の好きな相手への告白。失敗だけは避けたいところです。しかし「玉砕覚悟」「当たって砕けろ」的な考えで、告白に挑み失敗という憂き目に会う方が後を絶たないのが現状です。
では一体、どのようにすれば告白の成功率を上げられるのでしょうか? 今回は告白の成功率を上げる術をお伝えします。
告白で失敗しない為の戦略5つの手段
告白を失敗する方の多くは、相手に関する情報を所持していません。情報を制する者は告白を制す、です。
緻密に戦略を立てて、1%でも成功率を引き上げ、最高の結末を迎えたいものです。今回はその為の5つの手段をご紹介します。
1.脈ありか否か
告白を成功に導く基本的な部分です。これはとても簡単です。脈がなければ失敗します。ただそれだけです。
相手の好意が一切無いのに、一方的に相手に思いをぶちまけるのはただの玉砕です。失敗すべくして失敗したのです。相手のあなたへの気持ちを知らず、自分の気持ちだけを伝えようとするのはエゴであり、相手にとって迷惑でしかありません。
よって、まずは相手の気持ちを知る事が戦略となるのです。そして、ここを良い意味でクリアしたのであれば、その告白にほぼ失敗は無いと判断出来ます。それほど重要な要素なのです。
2.周囲を固める
告白というのは、自分と相手の二人だけで行われるもの・・・たしかに狭義の意味では間違っていません。しかし、その視野の狭さが失敗を招くのです。
視野を広げてみて下さい。あなたの周囲に味方は居ませんか? あなたの告白を助けてくれる仲間は居ませんか? それらを自分側に引き込むのです。付き合うにあたり、「周囲の評価」というものは絶大な効果をもたらします。
逆に、周囲の評価が著しく低い相手と付き合おうと思いますか?
付き合いませんね。そういう事なのです。失敗しない告白は、何事も広義で捉える意識が必要です。
3.最高のシチュエーション
よくある告白の失敗の一つで、「何でこんなところで・・・」というものがあります。当然です。相手にも告白の理想というものが存在するのです。そこから大きく逸脱した告白に何の魅力があるのでしょう。
それをカバー出来る「言葉」があれば別ですが、まずそんな気の利いた告白が出来るとは思えません。間違いなく失敗するでしょう。
よって、事前のリサーチが必要となります。ただ、直接本人に聞くのは即バレて告白前に失敗になる可能性があるので、上記と併せて友人の助力を仰ぎ、最高のシチュエーションで告白をしましょう。
4.熱意か冷静か
全力の熱意を相手にぶつけるのか、あくまで冷静に気持ちを伝えていくのか、この判断の失敗は致命的となります。
相手のキャラクターや性状を理解し、どのような告白がベストなのかをしっかりと考慮しましょう。相手が気弱で、熱意の押せ押せでほぼ無理矢理付き合うというケースも若干数ありますが、おおよそ長続きしません。やはりそれだけ「温度差」は大切なのです。
じっくりと相手を観察し、どのような口調で、内容で、早さで、力で告白をするのかを、適切なチョイスをする事が失敗しない秘訣となるのです。
5.「曖昧」は説得
よくある告白の返事や返事待ちの会話で、「好きかどうか分からない」「嫌いじゃない」などがありますが、ここで業を煮やして詰め寄るのは失敗の元です。
こういう場合は、あくまで冷静に「説得」のような形を用いる事が必要になります。要するに、今相手の揺れている心をこちらに傾かせるのです。「好きにさせてみせる」「その気持ちを預けて欲しい」など、あなたの行動原理を「とりあえず付き合う」方向に持っていくのです。
告白は一言で終わるものばかりではありません。時として、何十分何時間に及ぶものもあるのです。
いかがでしたか。
おおよそ戦略と呼べるものではないものも含まれていると感じた事でしょう。告白の戦略とは、「告白まで」が戦略であって、いざ告白する時はあなた自身の思いや気持ちをありったけぶつけるしかないのです。
「好き」という気持ちを伝えるという初心を忘れないで下さい。策士策に溺れるべからずです。
まとめ
告白で失敗しない為の戦略5つの手段
- 脈ありか否か
- 周囲を固める
- 最高のシチュエーション
- 熱意か冷静か
- 「曖昧」は説得