「ムードを作る」・・・とても簡単そうに思えますが、実は水面下で様々な意図がめまぐるしく駆け巡っており、意外に難しいと言えます。
自分の意志では制御出来ず、振り回される事も多々ある事でしょう。しかしこれらを支配下に置き、駆け巡る意図達を自在に把握する事が出来れば、ムード作りなどいともたやすく出来るのです。
もっともこれを行うには、現状に相手の思考や意向を考慮した言動が必要となりますが、思考など「考えている事」でありそれを考慮するなど困難です。
しかし、ムード作りという限定的な条件下であれば実はそれほど難しくありません。では一体、相手はどのような思考や意向を持ち、何を考慮すべきなのでしょうか?
思考を考慮しムード作りを進める7つのポイント
ムード作りとはすなわち、相手の思考や意向に沿った演出をする事で文字通り「期待通り」という気持ちを抱かせ、その場の雰囲気や空気を高揚させる事を意味します。
今回は、相手の思考や意向を読み取り、それを進める為の7つのポイントをお伝えします。
1.思いを寄せられたい
相手の気持ちがあなたに傾き始めた状態です。これの前兆としては、目と目が時々合う、視線を感じる、意識を向けられるなどが該当します。
この時点では、まだムードと呼べる代物を作り上げる事は難しいですが、たまたま二人になった時など「人目に付かない」のを条件とし、相手に意識を傾けてみましょう。
あなたから視線を送る事により、「あなたに対する好意」を上昇させるムードとなります。
2.手を繋ぎたい
相手の気持ちが完全にあなたに傾いている状態です。これの前兆としては、体と体が「たまたま」触れる、ボディタッチが増加した、距離が近くなったなどが該当します。
相手の気持ちに気付いたあなたは、手を繋ぐ「までの」ムードを作り上げる事が望ましいと言えます。自分から接近する、あえて沈黙を作る、手の甲に触れてみるなど、手を繋ぐ前にしっかりと空気を暖めましょう。
3.告白されたい
相手があなたの事を好きでいる状態です。あなたへの積極性、何かと絡む事が多い、目と目が頻繁に合うなどが該当します。
あなたが、相手が告白されたいと思っている事に気付いた場合、一般的な告白に向けての準備を行う事が必要となるでしょう。
両想いだと分かれば、自分で選んだシチュエーションで最高にムードを高めてから告白して下さい。
4.デートしたい
相手があなたの事を好きである、若しく付き合いが始まった初期の状態です。あそこに行ってみたい、こういう所が好きなど、「場所」に関する話題を振ってくる状況が該当します。
デートに誘うくらいならムード作りなんて・・・と思われるかもしれませんが、電話で何処かに誘うのと、思い出の場所や印象に残った場所でムードを作り上げてから誘うのでは心象に天と地の差があります。
5.抱きしめられたい
この辺りから、「世間のムード作り」が求められる範囲となります。あなたが前兆もなく突然相手を抱きしめたのでは、いくら望んでいた状況と言えどもびっくりして跳ね退けてしまう可能性があります。
「今から抱きしめる」という意識を全力で相手に送り、それを踏まえた上でムードを作りその場の空気を十分に暖めてから抱きしめる事が、良い意味での予定調和となるのです。
6.キスされたい
これこそムードが求められる最大の要素となります。もしそれが初めてのキスであればなおの事です。ここまで来れば、妙な小細工は逆に不信感を煽ります。
それこそ「キスしたい」とストレートな前置きをしても、その場にある空気は勝手に暖まる事でしょう。直球勝負です。沈黙でも言葉を発しても構いません。キスをしたいという意識を全面に出す事が必要なのです。
7.最後は・・・
キスよりさらに先・・・もうお分かりだと思いますが、肉体関係が該当します。カップルがある程度仲が深まれば、お互いの体を求めるのは自然な事です。
あなたが男性であれば、キスの後に十分な間を置き「これ以上」を促し、それで彼女が理解出来なければそっと体に触れて下さい。彼女が拒否しなければその場のムードはぐんぐん上がります。
あなたが女性であれば、彼を見つめて待ってあげましょう。
あなたと相手の関係は、現在どの項目に位置していますか?そこを理解出来れば、相手の思考や意向が今どの部分にあるのかが把握出来ると思います。
適切な場面で、適切なムード作りが出来れば、相手の気持ちもこれまで以上に高揚する事でしょう。
まとめ
思考を考慮しムード作りを進める7つのポイント
- 思いを寄せられたい
- 手を繋ぎたい
- 告白されたい
- デートしたい
- 抱きしめられたい
- キスされたい
- 最後は・・・