長らく連れ添った相手との別れ・・・その別れ話の切り出し方には非常に悩む事でしょう。出来れば音便に済ませたいものですが、現実はなかなか上手く行きません。
別れ話をするという状況下において、音便に済ませられる方法は存在するのでしょうか?
音便に別れ話を済ませる5つの方法
相手にいざ別れ話をしても、その言い回しによっては泣き叫ばれ、怒鳴られて、物を投げつけられ、認める事もなく、収集が付かない状況となる可能性があります。
今回は、それを避ける為の5つの方法についてお伝えします。
1.少しずつ臭わせる
相手が何の覚悟も無い状態で、突然別れ話を持ちかけるのは禁忌です。相手が状況を整理する事が出来なくなります。
まずは、相手に自分の気持ちを「それとなく」空気に臭わせる必要があります。それに感づかれた場合、すぐさま問い詰められる可能性がありますが、そこはあくまでしらばっくれましょう。
あなたはこれから、別れ話に向けて状況を動かそうとしているのです。よって、中途半端な情けは相手を余計に傷付ける事になります。
冷たい態度、そっけない話し方、デートのキャンセル等、別れ話の前に伏線を描いておきましょう。
2.厳密な理由
別れ話をする際、意味もなく別れたいなど、厳密な理由も無しに別れたいと切り出すのは、結果的に相手の怒りを大いに買う事になります。収集が付かなくなる代表とも言える愚策です。
何故別れたいのか? 何がいけなかったのか? 相手に対して許容出来ない部分、自分にもこういうところがあった、だから関係を維持出来ない・・・このように、相手に対して別れたい厳密な理由を述べる事により、相手をもはやぐうの音も出ない状況とする別れ話の手法です。
「ここまで言われたら・・・」と、諦めさせるという効果もあります。
3.あくまで冷静に
あなたが相手に別れ話を切り出して、相手が怒り罵声を浴びせてくる状況もあるでしょう。
そしてあなたも怒り、ヒートアップにヒートアップを重ね、喧嘩別れとなってそれが遺恨となってもやもやする・・・こんな状況は絶対に避けたいところです。よって、別れ話をする場合はあくまで冷静に、沈着に、冷酷に、冷徹に、相手と接する必要があります。
相手は怒りが継続していますが、感情が決して微動だにしないあなたを見て、少しずつ怒りは沈静化し諦めの空気が流れる事でしょう。
簡単そうに見えますが、自分の感情を完全に支配下に置く、極めて難易度の高い方法です。
4.「別れたい」は状況で
前述にもありますが、突然別れたいという別れ話は御法度です。
別れ話は、いきなり別れたいという意志を表示するのではなく、項目3の冷静さを遵守し、項目2のように厳密な理由を述べ、相手に覚悟を決めさせ諦めさせる事が、もっとも音便に別れ話を済ませられる方法となります。
よって、突然の別れたいという台詞は、相手の感情を煽るものでしかないのです。ただし、相手にもよります。
感情を普段からあまり示さない、極めて大人しい性格、はっきり言わなければ理解しない相手に限っては、いきなり「別れたい」が必要となります。
5.時には妥協案
あなたが、どれだけ完璧な別れ話をしたところで、相手が納得しないケースがあります。
この場合、現時点で無理に別れ話を終局に持って行こうとするのは、目的達成に至らない状況となりうやむやになってしまう可能性があるので、時として妥協案をあなたから提示する事が必要となります。
具体的な内容としては、別れるまでの猶予期間を設ける、「一旦」別れたいという期間限定のもの、とりあえず保留にしておくなど、「この場」で別れない選択をする事になります。
期間を置いて、じっくりと別れたい意志を示せば、時間と共に相手は諦める結果となるでしょう。
いかがでしたか?
相手にもよりますが、実のところ別れ話に「別れ話」は基本的に御法度なのです。
「別れたい」という台詞は、発言をしない若しくは最後の最後でけじめとして付加する程度の出現が、出来るだけ音便に済ませられる手段となるのです。
それに加えて、あなたがしっかりと別れたいという意志を持つ事が重要です。
まとめ
音便に別れ話を済ませる5つの方法
- 少しずつ臭わせる
- 厳密な理由
- あくまで冷静に
- 「別れたい」は状況で
- 時には妥協案