別れを切り出すとき、非常に神経をつかいますよね。これから、相手に別れる理由を伝えなければなりません。
単に別れたいから、では相手が納得するはずがありません。性格が合わないんだとか、将来がイメージできないんだとか、具体的な理由を伝える必要がありますよね。
でも、別れる理由を伝える時は双方の負担をできるだけ小さくしたいものです。それに言い争いや喧嘩別れなんてことも避けたいですね。
では、どのようにしたら負担が軽くできるのでしょうか?
別れる理由は伝え方が大切5つのポイント
別れる理由はこれまで付き合ってきた時間を思い出したりすると複雑になってきてしまいます。人と人との付き合いですから、共に過ごした時間が長ければ長いほど情というものが出てきます。
できる限り別れる理由に情が入らないようにするのが大切です。ではどのように伝えたらよいのでしょう。5つのポイントをお伝えします。
1.相手の尊厳を傷つけない
別れる理由を伝えるときに気をつけたいことは、相手の尊厳を傷つけないということです。
別れる原因が相手にあったとしても、相手を尊重しましょう。嫌いになった、いやになった、うんざりだ、そういった言葉は思っていても言ってはいけません。
これから関係を続けていくことが難しいと感じることがいろいろとあった、例えばこんなこと、といった具合に相手のパーソナリティーを傷つけないように、具体的な事例を挙げていくとよいでしょう。
2.悪者をつくらない
別れる理由に悪者はつくってはいけません。自分が悪い、相手が悪い、そんなことを言い出したら泥沼化は避けられません。
どっちも悪くないけれど、別れるのが最善の道であるということを伝えましょう。自分といると不幸になる、なんていうのも別れる理由には向いていません。
お互いに、別れることが良い選択であるということを強調したいものです。
3.明るい時間に伝える
別れ話というと、夜の暗い時間というイメージがありますが、できれば昼日中の明るい時間帯に伝えることをおすすめします。
なぜかというと、夜や暗い時間というのは心理的にも暗くなりやすく、感情の働きが昼間よりも活発であるからです。
別れる理由がきちんとしていても、夜であるがためにうまく伝わらなかったりしてしまいます。明るい時間というのは、心理的に前向きになりやすいため、別れ話という重たい内容でも、夜に伝えるより良いと考えられます。
明るい時間に伝えるのが難しい場合は、明るい場所を選びましょう。
4.部屋では伝えない
部屋で別れ話はしないようにしましょう。別れる理由がなんであれ、部屋という閉鎖空間で伝えるのはおすすめできません。
別れを伝える方としては、自分のテリトリーの中でやりとりを行うのですから、安心感はありますが、別れを伝えられる側からすると、逃げ場のない非常につらい状況になってしまいます。できれば、オープンな場所がおすすめです。
5.公共の場がおすすめ
別れる理由を人に聞かれたくないという心理はわかりますが、別れを切り出すときは公共の場がおすすめです。
なぜなら、公共の場というのは、心理的な抑圧があり感情を爆発させてしまうという可能性が低いからです。つまり、自分の部屋で伝えるよりも、冷静に、平常心を保つことが容易であるということです。
公共の場は人々は他人の話を聞いているようで聞いていないものです。さらっと、別れる理由を伝えるにはうってつけの場所ですね。
いかがでしたか?
どんなに正当な別れる理由を考えたとしても、伝え方によっては効果がなくなってしまいます。
別れる理由を伝えるポイントは、明るい時間、オープンな空間です。そしてシンプルに、くどくならないようにしましょう。
まとめ
別れる理由は伝え方が大切5つのポイント
- 相手の尊厳を傷つけない
- 悪者をつくらない
- 明るい時間に伝える
- 部屋では伝えない
- 公共の場がおすすめ