好かれる人は決まって、周囲や世間が受け入れられる意味での「性格の良さ」という特徴を兼ね備えています。それは、先天的なものから成長の過程で見に着くものまで様々であり、性格が悪いと自覚している人でも諦める必要はないのです。
では、好かれる人の特徴を習得するには、どのように振る舞えば良いのでしょうか?
好かれる人の性格的な特徴7つの要素
周囲から「性格が良い」とされる方は、ある一定の特徴を備えています。そして同時に、そのような方はいわゆる「好かれる人」というカテゴリに入り、概ね人気者の地位を獲得しています。
今回はそのような方の、性格的な特徴7つの要素についてお伝えします。
1.何より優しさがある
「優しい」・・・恐らく、ありふれた要素・特徴と考える方が大半でしょう。ですが、これは好かれる人が「必ず」兼ね備えているものなのです。
ただし、優しいにも種類があります。本当に口調から、醸し出す空気まで全て優しいのか、厳しさの中に優しさが隠されているのか、それはその「好かれる人」によって様々です。そして、その優しさを良い意味で周囲に気付かれてしまう方なのです。
大きな優しさという特徴を隠しきる事は出来ません。
2.痛みを知っている
この場合、体の痛みでは無く「心」や「気持ち」の痛みとなります。人の痛みを知る人は、人を決して傷付けません。それが好かれる人の要素となり得るのです。
この特徴を備える方はさほど多くなく、過去の経験や自分自身が傷付いたトラウマなどを発端として、特徴として現れる事が多いと言えます。傷付けられて、その痛みを自ら経験した方は、生涯に渡り決して人を傷付ける事は無いでしょう。
好かれる人は、自分自身が傷付いた悲しい経験を持っている事もあるのです。
3.穏和な雰囲気がある
人間は、自分自身の周りに空気を持っています。刺々しい雰囲気だったり、威圧的な雰囲気だったり・・・そのような特徴を持つ方は、好かれる人にはほど遠いと考えられます。
何故ならその特徴であるが故に「第一印象から」好かれないからです。人は、本能的に自身に危害が及ばないよう立ち回ります。よって、穏和な雰囲気という特徴を持つ方は、危険が無く好かれる人となるのです。
4.嫌な役目も率先して行なう
中学や高校時代、教師から押しつけられた嫌な役目を引き受けてくれた生徒は居ませんでしたか?きっとその生徒は周囲から好かれる人だったと思います。
ただ、この特徴に関してはこれ単体では「点数稼ぎ」「良い所取り」と捉えられて、実のところ逆に嫌われるケースもあります。「好かれる人」であった場合は、ほとんどの場合その他の特徴も兼ね備えているのです。
5.裏表が無い
裏表が無い素直な方は、決まって好かれる人であるケースがほとんどです。この特徴は先天的な要素が強く、「じゃあ裏表の無い人間になろう!」と思っても、おいそれと達成出来るものでは無いのです。
ただ、この特徴は、肝心の本人である「好かれる人」自身が欲した訳ではない、この特徴を望まず身に付いたケースも稀ではありますが、存在します。
よって、このような方には裏表がないという特徴を、本人を目の前にしてあまり語るべきではありません。
6.相手と同じ目線を持つ
どのような相手に対しても、同じ目線で物を言う方は好かれる人と言えます。逆に聞きますが、上から目線だったりあまりに卑屈だったりする方をどう思いますか? そういった方はほぼ例外なく好かれる人とは遠い位置に居る事でしょう。
この特徴を持つ方は、決して人を差別する事なく平等に扱います。ただし、平等に扱うが故に扱われた側の能力に差がある場合は、ジレンマを生ませる可能性がある特徴でもあります。
7.時には厳しく接する
上記1でも記述しましたが、好かれる人は優しいだけではありません。時として厳しく相手に接する特徴があります。
厳しく接された時は、厳しさの中にある優しさに気付かない事が多いのですが、そこに気付いた時は優しく接された以上の優しさに気付く事でしょう。
こういう特徴を持つ方は少なく、どんな好かれる人でもつい目の前の優しさを披露してしまいがちです。損得を計算しないその姿勢が、好意だけでなく尊敬すら集めてしまうのです。
これらの項目を全て兼ね備えた人物など、まさに絵に描いた餅のような方でまず存在しないと言っても良いでしょう。
しかし、周囲から好かれる人と言うのは、少なからずこれらをいくつか兼ね備えているのです。該当する項目がひとつも見当たらないと思われた方は、今の自分に現実的なものをチョイスして、できるところから行動に移してみましょう。
まとめ
好かれる人の性格的な特徴7つの要素
- 何より優しさがある
- 痛みを知っている
- 穏和な雰囲気がある
- 嫌な役目も率先して行なう
- 裏表が無い
- 相手と同じ目線を持つ
- 時には厳しく接する