「夫婦」とは、別れや出会いを繰り返す「恋人」とは大きく違い、お互いを伴侶とし生涯を共にする決意をした、恋人の先にある関係です。
今後二人で寄り添い、子を成し育み老後を迎える事となる、恋人時代とは全く異なる状況となるのです。それに伴い、もう二度と恋人時代のようなデートなど出来ないのかな、と悲観される方も多いでしょう。
しかしその答えは「NO」です。夫婦は夫婦ならではの、恋人時代どころかさらに「もう一歩先」のデートすら普通に出来るのです。恋人の時と同じ、それ以上に二人で仲良く人生を謳歌しましょう。
ではこの「もう一歩先」のデートとは、どのようなものなのでしょうか?
夫婦だからこそ楽しめるデート5つの方法
デートは恋人時代で終わり・・・このような寂しい考えを持つ方が意外に多く居ますが、断じてそんな事はありません。
夫婦だからこそ恋人時代では出来ない、今だからこそ出来るデートがあるのです。今回は、夫婦だからこそ楽しめる5つのデート方法をご紹介します。
1.時間に捕らわれない
夫であれば仕事、飲み会、同僚との付き合い・・・妻であれば近所付き合い、家事、育児・・・その忙しさは、形容し難いものがあります。
それによりデートなど到底無理・・・と考えている方は早計です。たしかに子が小さい時期に悠々とデートをするなど不可能です。しかし子は大きくなり、やがてあなた方の手を離れそれぞれの人生を歩む事になります。
そうなればもう、二人の時間など無限と思える程となるのです。これまでの忙しかった時間が消失し、ポカンと空いてしまった毎日・・・二人で何処かでゆっくりデートをして、これまでの人生を振り返ってみては如何ですか?
2.コストを考えない
これは、共働きの夫婦の特権です。二人で生活する以上、二人分の稼ぎが必要・・・と思っている方は大きな勘違いをしています。
二人で「同じ場所」で生活しているのであり、生活費は単純に2倍となる訳ではなくせいぜい1.5倍程度で考えて良いのです。そうなると、お金に細心の注意を払っていた恋人時代をあざ笑うかのように、お金に余裕が表れデートに苦労する事も少なくなります。
これこそまさに「夫婦だからこそのデート」だと言えるでしょう。ただし将来設計もありますでしょうし、ほどほどにしておくとその後の苦労が無くて良いと思われます。
3.周囲を気にしない
恋人時代の時は、相手両親や友人関係を考慮してのお付き合いとなりますが、夫婦となればそれが取っ払われます。
夫婦だからこそ親族との付き合いが密では?と思われるでしょうが、その付き合いは「その日」だけであり、その日が過ぎてしまえば良いのです。
むしろ、恋人時代のデートで相手両親へ気遣っていた事や、結婚を意識し相手両親への挨拶などを考えていたストレスの方が余程不自由だと言えます。
友人関係も夫婦となった今、恋人時代と比べて少し希薄になる傾向が強いので、夫婦でのデートなどいくらでも楽しめるのです。
4.深く知る者同士だから
恋人時代、お互いの気遣えなさや大きく剥離した思考で、デートで余分な手間がありませんでしたか?これが夫婦となると、お互いが深く知り合っている分滞り無く事が進み、余分な手間が減る分デートの時間に費やせるのです。
これは、恋人時代では絶対に真似の出来ない部分であり、長く時間を共にした夫婦ならではの要素だと言えるでしょう。
ただ手間が無さ過ぎる、何事も滞り無く進んでしまうが為にデートに新鮮味が無いという欠点もありますが・・・。その辺りは、何かデート中のサプライズでもあればアクセントとなります。
5.帰る場所はひとつ
恋人同士は、同棲でもしない限りお互い別々の家路に着きます。しかし夫婦であれば、当然家路は同じであり同じ場所に帰るのです。
実はこれ、デートにおいては非常に重要で、恋人時代であれば何処かで別れてそこでおしまいであり、相手を自宅に送る場合であってもそこから一人で帰らなくてはなりません。
ですが夫婦であれば、自宅に着くまで・・・いえ、自宅に着いてもデートになるのです。それにより、時間も気にせず好きなだけ一緒に居られるのも夫婦の特権だと言えるでしょう。
何処までがデート・・・?それはお二人で決めて下さい。
実際、世間の恋人同士のデートと比較して、夫婦のデートはあらゆる面で「圧倒的」です。
まだ関係の浅い「恋人」では躊躇うデートも、夫婦であればいとも簡単にやってのけてしまうのです。それは、何よりお互いが深く信頼し合っている賜物だと言えるでしょう。
まとめ
夫婦だからこそ楽しめるデート5つの方法
- 時間に捕らわれない
- コストを考えない
- 周囲を気にしない
- 深く知る者同士だから
- 帰る場所はひとつ