彼女の立場としては不満ですが、友達優先の理念を持つ彼氏にはある心理が働いています。そしてそれは、決して彼女としての立場が脅かされたり、悲観する結果となるものではないのです。
では、友達優先の理念を持つ彼氏の心理とは一体何なのでしょう?
友達優先の理念を持つ彼氏の5つの心理
友達優先と、いつも彼女をないがしろにしている彼氏。当然、彼女は現状に不満を持ちますが、これは彼女と彼氏の「友人に対する考え方」の相違が起因となっています。
今回は、彼氏のその「友達に対する考え方」や友達優先の心理を5つご紹介します。
1.男と女の区別
基本、男性は女性と比較して「男は男」「女は女」という意識が強いと言えます。
全てがそうではありませんが、男と女では役割が全く違うという部分を、きっかりと区分けしているのです。そうなれば自然と、役割を多く求められる方に彼氏は動こうとします。
これが友達優先の行動原理となるのです。これは付き合いの長さという観点から見ても当然であると言えます。概ね彼氏は、彼女と付き合っている期間より友達との付き合いの方が長いのですから。
これを理由とする友達優先の理念を持つ彼氏には、「彼女でしか出来ない」役割を担う事が重要となります。
2.彼女への安心感
彼氏が今の彼女と長く付き合う事により、安心感が生まれます。それにより、「少しくらい友達とも・・・」という考えを持ち、結果彼氏が友達優先となってしまうケースも多いです。
彼氏が安心感を持つ事は、彼女の立場から言えば非情に光栄な事なのですが、それに限って現れる弊害もある事を認識しておきましょう。こういう場合の友達優先の言動については、良い意味で彼氏の気持ちを引き締めてあげる必要性があります。
しかし決して、浮気をほのめかすような言動は慎みましょう。彼氏からの信用を著しく低下させ、将来に不穏な空気を残す事になります。
3.男性の優先順位
実のところ、彼氏が思う「彼女」という存在の優先順位は比較的低めである事が否めません。
一番好きな彼氏が一番大切なものであり、優先順位一番という考え方の女性と違い、男性は一番好きな彼女が居ても、現在の自分を取り巻く環境や人間関係を維持しようと考えます。
これが彼氏の友達優先の考え方である場合もあります。よって、彼女も友達も職場の同僚もほぼ「同等」、場合によっては「彼女が下回る」のです。もっと簡単に言えば、彼女を最優先する事により、彼女と将来に影を落とす可能性を考慮しているのです。
4.結束力
男性は女性とは違い、友人関係に極めて強い結束力があるケースがあります。決して女性の友人関係が希薄という訳ではありませんが、男性は女性と比較して「悪友」や「仲間」が多い事は理解出来る筈です。
これが彼氏の友達優先の理由となるのです。長きに渡り苦楽を共にしてきた友達との付き合いは、まだ半年や1年付き合ってきた彼女のそれとは比べものになりません。
ただ、彼女の立場である場合はこれを悲観する必要はありません。何故なら、友達と彼女ではそもそも土俵が違うのです。彼女にしか出来ない事を彼氏にしてあげる事がそれらを解決する糸口になります。
5.彼女は決して入れない
基本、彼氏のコミュニティには彼女は入れないと思って下さい。友達優先と考える彼氏は、部外者の侵入に対して強い警戒をします。
彼女という立場でも同じ事です。彼女はあくまで「彼女」であって仲間ではないのです。普段の彼氏の振る舞いを考えれば分かる筈です。
彼氏とその友達を交えて遊びに行きましたか? 友人へ正式に彼氏による紹介がされましたか? そうであれば彼氏の友達優先という考え方に変化が現れる可能性がありますが、そうでない場合は彼氏による無言の拒否と考えて下さい。
要するに彼氏による「男同士の付き合い」という意味での友達優先なのです。
いかがでしたか?
彼女の立場としては、未だ納得出来ない部分もあると思います。しかし、これらを彼女が強制的に排除するような動きをすれば、たちまち彼氏は離れて行く事になるでしょう。
そして、「どの男性でも」持ち合わせているものです。この場合、どこかで妥協点を見つける事が必要となります。
まとめ
友達優先の理念を持つ彼氏の5つの心理
- 男と女の区別
- 彼女への安心感
- 男性の優先順位
- 結束力
- 彼女は決して入れない